「英国在住16年」が届けるロンドン生活疑問を解決

海外生活 隣の芝生は本当にアオイノカ?ニホントチガウトコロ

イギリスのミドルエイジ。ロックダウンの過ごし方? ダーツはいかが?

おはようございます。

ちょっと今までの記事を見直して改めて記載しました。普通は後ろを振り返ることはあまりしない性格ですが、振り返って修正することで更に前に進めるのではないか。と思ったりしています。(ロックダウンでちょっと考え方変わったかな)

ロックダウンが長〜く続いた中、そろそろ普通の生活に(今までの普通とはほど遠いかもしれませんが)戻りつつありそうなLondon。いよいよ今日からパブ再開。また耳を大にしてニュースをみてみようと思います。

そこでふと思った。ミドルエイジのイギリス人ってどんな感じでこの長ーい毎日を過ごしていたんだろうか?みたいな疑問にお答え。

私達カンフィフ夫婦(アラカンとアラフィフの略)と子供は毎日web生活が中心です。結構無言。。カンシェフは最近新しい仕事に就職し。といってもロンクダウンで在宅しておりますが。この大変な事態が起こっている世の中で、仕事失う人が多い中就職するって?!それって逆行?してるねと言われます。はい、確かにその通り。カンシェフ正直強運の持ち主かもしれません。

頑張れっ!と心から応援するのみ。

そして私アラフィフのティー(tea)レイディ(Lady)略してフィフティー(50という意味ではありませんっ)はハーブを育てる事に挑戦。ガーデニングがそれほど趣味であるわけでもないですが、実はこのパンデミックで「生きて行く力」について考えさせられました。これからの生活はいままでと打って変わって変化していくと言われています。人々の生活に関わる、仕事や勉強の進め方、生活の仕方、など全てにおいて言えるコト。それを考えた時、今までの10年とこれからの10年が表と裏ぐらい違ってくるはず。人生100年時代と言われている今、これからの人生をどう言う風に生きるのがベストなのかと考えさせられます。

仏教ではないですが、世の中には変化しないモノはありません。人、四季、時代、いつも変化し続けています。ミドルエイジになると、“守りたいモノ”や"守らないといけないと思ってしまうモノ”がまわりに出て来て、なるべく変化しないように生きて行こうとする状況にあるかもしれません。でも、このパンデミックにミドルエイジで頭がコチコチでは困ってしまうかも、もっと柔軟に行きたいな〜。と思って、まず手初めにハーブを育てはじめました。(小さい挑戦ですけど。変化に対応。笑)毎日ハーブを眺めつつ、余分な草をひいたりして日々大きくなるハーブをみながら今後について考える。いい機会を与えてもらった気がします。

さて、話は別の方へ行ってしまいましたが、イギリスの人々の中でロックダウン中に流行っていたモノの中に「ダーツ」が話題になっていました。ダーツというとクラッシックパブのイメージがしますが、やはり英国人はビール片手にダーツを楽しみながら友人や家族の時間をゆっくりと楽しむ。というのがシンプルでいいのかもしれません。

そこで、ちょっと気になる「ダーツの話」

みなさんはダーツボードは自宅にありますか?我が家は夫がイギリス人でその昔パブで働いていた時、イギリス人の血が騒いだのか早速ダーツボードを購入し、2人でダーツにハマった時がありました。結構楽しめます。矢の先が結構尖っているので、自宅で遊ぶ場合には小さいお子さんがいる方はちょと注意が必要です。

ダーツの始まりは14–15世紀ごろと言われていて、戦争最中の合間に兵士が始めた弓投げがダーツに進化していきました。今のダーツはきちんとスコアの仕切りなどがしてありますが、その昔は大きな丸太を切り年輪を使ってスコアを競っていたようです。頭が良いです。

さてゲームの方法は。。。

投げる→ささる部分で各種の点数獲得→最大得点者が優勝となるのですが、そこでちょっと待った!

みなさん真ん中に刺さればOK!と思っていないですか?実はちょっと違います。ボードにはカラフルな部分(赤と緑)が輪になっている部分が2ヶ所あります。(これ外側と内側の2輪あります。)そしてボードの周りには1から20までの番号が記載されています。一番点数が高いのは20を中心に向かって内側の輪(緑と赤の部分の小さい面責の所)に刺さった場合です。

得点としては20x3倍=60点 ちなみにダーツボードのど真ん中は「ブル」と言われていて50点になります。なので、真ん中ではなくこの微妙な小さな面責部分が狙い場所。とはいえ、なかなかこれは難しい。練習だけでも至難の技ではないかと。。。

ちなみにこのダーツ。ルールとして立ち方、投げ方など細々と決まりがあります。でも一番いいのは「誰にでもできる。」という点。日本にはダーツ協会があり、幅広い年齢層の人々がダーツの振興を深めています。またイギリスでは「Britain Darts Organisation (BDO)」が、セミプロとアマチュアのトーナメントを主催していてUK国内の66ヶ所の地域がメンバーになっているそうです。 

まだまだ続くロックダウン、改めてダーツに挑戦するのも楽しいかもしれませんね。

詳しくはこちらへ↓

www.dartslive.com

というわけでイギリスではダーツが人気のようですが、今のところ私がハマっているのはもっぱらハーブ。やっぱりイギリス人にはなれないわ〜。

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バジルの芽