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ハーフの子供はバイリンガルが当たり前? バイリンガル実態調査の結果!

まだまだロックダウン中ですが、正直だんだん怠け者になってきているような気がして、なるべく毎日今日は何をするか決めてから過ごすように心掛けています。今週は政府から木曜と日曜に最新アップデートがあるらしいので、変化があればそろそろ仕事に行けるはず、、、、。

さて、今日は国際結婚している家族の子供はバリバリのバイリンガル?!という疑問です。

仕事を通して色々な人に出会いますが、たま〜にその中で「あなたのお子さんはバイリンガルなんでしょう〜〜〜っ?」と(気になる横目線)で聞かれたりする時があります。そこできっぱり答える私。「いえ。違います。」すると、

「ええっ???何でぇ〜???」と目が飛び出すようなリアクションが返ってきたりします。「そんなに驚かないでぇ〜っ。」とおもうのですが。。。

確かに思えばその大昔。私がまだ中1ぐらいで、丁度英語を勉強し始めた頃。親が外国人なら普通に英語も話せるだろう。と思っていました。

その考え方。はっきり言って間違ってました〜!勘違いもはなはだしいでした。

国際結婚した私は日本で子供を産み、日本で育てながら生活していました。そして私の夫はイギリス人(外国人)しかしその頃子供はバイリンガルにはなっていませんでした。なぜなら私は日本語を話すし、その頃日本に住んでいた夫は仕事で帰ってくるのが毎日夜8時過ぎ、平日子供と話しをする機会はあまりなく、土日ぐらい。更に私は出産後職場復帰したので子供は丸一日保育園で見て貰っていましたから、日本語を毎日聞いていた訳です。

そしてその後イギリスへ引越しました。

海外に住んでいると、子供はほっておいてもバイリンガルになると思う人がいるようですが、バイリンガルに育てるには実は多大な両親の努力が必要です。まず日本を離れると日本語を読み書きする機会を失います。日本人学校へ子供を入れれば日本語は身に付きますが、今度は英語に出会う機会をつくらないといけません。

私の子供は現地中学、現地高校に通っているので友達も全て現地人です。なので日本語を話す機会はありません。私は自宅で子供に日本語を話し、夫は子供に英語を話すといった日常です。それでも私に返って来る子供達の返事は全て英語です。

他のご家庭のお子さんは土曜に開催されている日本語補修校へ通っていたりもします。この日本語補修学校では日本語の読み書きを学ぶと共に、日本人のお母さんや子供たちと一緒にふれあう事ができ、日本の文化を学ぶことができます。でもこれ、無料ではなくきちんと学費を払わないといけません。という理由で割合的にいうと駐在のご家庭のお子さん達が多いかもしれません。

世の中なんでも習い事には“MONEY”が必要でございます。トホホ

ということで、私が出した結論は、、、、。

「子供達が学びたいと思った時にニホンゴを学んでもらう。」というコト。

なぜこういう結論になったか。。。

私は両親に勉強をしなさいと口を酸っぱくして言われた事が一度も記憶にありません。勉強をしていなかった訳でも、し過ぎていた訳でもありませんでした。両親は単純にあまり気にしていなかったのだと思います。そして勉強をしなさいという代わりに私の父親は「好きこそものの上手なれというから自分の好きな事を見つけなさい。」と言いました。小学校の時に一番好きだった授業は体育と図工。その後私は建築を学ぶ学校へ行きました。

バイリンガルになれることにこした事はないですが、私は言葉以上に子供達が夢中になれる何かを見つけて欲しいと思います。そしてその夢中になれるモノを通して他の国の人々とコミュニケーションがとれるようになれば生きて行く世界も広がるのではないかなと思います。

と言うのが私の意見なのですが、、、

でもやっぱりバイリンガルになると生き方の幅が少し広がるような気がします。

そこで、気になるデータを発見しました!

 

Selan公式Noteさんのデータを参考にさせてもらいました。

以下は日英バイリンガルの方々100人を対象に調査をされたものです。

Q. 海外に住む経験はバイリンガルになるために必須だと思いますか?

→ 過半数以上(約54%)海外に住む経験はバイリンガルなるために”必須ではない”と回答しています。

海外経験は必須か2

 

Q. 幼少期から英語を学ぶことは将来バイリンガルになる為に重要だと思いますか?

→ 約93%幼少期から英語を学ぶことは将来バイリンガルになるために重要であると回答!

幼少期からの英語教育3

【結果】

1.  バイリンガルになるには帰国子女あるいは留学に行かないと無理・・・そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際のバイリンガル人材は、海外経験は必ずしも必要ではなく、日本で日本の教育を受けた場合でもバイリンガルになることは可能であると考えているようです。

2.  幼少期からの英語学習は、将来バイリンガルになるためには重要である、という結果となりました。

どこに住んでいようと、バイリンガルになるには幼少の時から始める語学勉強が一番重要なんですね。大変勉強になりました。

と言うことで、もし小さなお子さんをお持ちの方には今がチャンス!1日でも早く言葉の勉強をスタートするのがいいかもしれません。頑張ってください!

では以上、読んで頂きありがとうございました。

 

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