「英国在住16年」が届けるロンドン生活疑問を解決

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イギリス発 2020年 フードトレンドといわれるモノとは一体何?

食べる物やコトに興味を持ち始めたのは私が以前働いていたマーケティングの会社で年間52週の食品売場企画を提案していた時から。私の夫がシェフだから。という理由も重なっているかも。

そこで!気になる2020年のFood Trend!

サクッと検索してみたら。。。。。でてきたのは「CBD」

皆さんはご存知でしょうか。このCBD。そうですこれは大麻に使われている植物。でも

今や世界で新たな発見としてブームです。イギリスでもあちこちのポスターや薬局、ヘルスフードショップなどで見かけます。(ちなみにこれ薬物乱用で捕まるわけではないです。合法です。)

そういえば今から2年程前、夫が腸がんの為chemo therapyの治療をしていた時のコト。ネットでCBDがガンに効くとある?!といって調べたことがありました。それからあっという間にイギリスの薬局などで頻繁に目にする事になりました。

私は基本的に薬というモノをあまり飲むことがなくまた、あえて飲まないように健康を心掛けていますが偏頭痛の持ち主なので、薬といえば痛み止めのparacetamol(パラセタモール)を時々飲む程度です。

話を戻して。このCBD、実は薬だけではありません、食品としてイギリスで人気が高まっています。ではどうういう所で人気?なのかというと、例えばこのCBDオイルを使用した飲料。ハイストリートのバーなどではカクテルやモクテルなどCBDオイルを使用した商品を既にメニューに取り入れている所もあります。またカフェやレストラン、食品売場などでもCBDオイルが入っている商品などがではじめています。

 

例えばセントラルロンドンにある「Mr Fogg’s House of Botanicals」

その名もCBDオイル入りカクテルの名前はズバリ “The Botanist’s High” モクモクと煙がでている容器で登場。見た瞬間植物学者をイメージするコト間違いなしのカクテル。

他にも「Mortimer House Kitchen」ではコーヒーに£1を足せばCBDとターメリックのオイルをいれてくれる。

「Mr Prempys and Organic Livity in the cafe」ではCBDオイル入りのクロワッサンやトリュフなどがメニューに入っているなど、セントラルロンドンにはCBDオイルの商品を試す場所がたっぷりありそうです。

そこで、気になる。一体どれぐらい人々がこのCBDに興味をもっているのか。調べてみた所。

イギリス人10人に1人の割合で既にこのCBDオイルを試した事があるという結果に。YOUGOVが行ったリサーチで「CBDが含まれている商品を使用したいと思いますか?」という質問の答えを年齢別に分けて見た結果。

18歳から24歳までの人々が最も多く「使用したい」と答えています。そして25歳以上の年齢毎に年齢が高くなるにつれ「使用したい」と答える人の数は減少傾向に。

https://yougov.co.uk/topics/health/articles-reports/2019/10/18/quarter-britons-tempted-cannabis-extract-products

 

健康志向の人々の増加と共に消費者は今や食品と医薬品のギャプにある目新しい植物に注目しはじめているのが現状のようです。今後本当にCBDオイルは人気が高くなって行くのでしょうか。