「英国在住16年」が届けるロンドン生活疑問を解決

海外生活 隣の芝生は本当にアオイノカ?ニホントチガウトコロ

国際結婚 どっちの国に住む?「当たり前」と思っていたけど実は「当たり前」ではなかった。

ニッシャンです。イギリスは今日は快晴で暖かくすがすがしい気分です。朝からカンフィフ夫婦揃ってエクササイズ兼買い物へ出掛けてきました。明日金曜日はバンクホリデー(祝日)です。といっても本当ならバンクホリデーは月曜日の5月4日ですが2020年5月8日が75周年のVictory in Europe(VE Day)にあたるため通常の月曜から金曜の8日へ移動しました。本当なら様々なイベント(パーティーや行進など)がこのVE Dayにで行われる予定でしたが今年はCovid19により大々的に行われる事はなさそうです。

さて今回はタイトルで書いた「当たり前」と思うコトについてです。国際結婚している夫婦が一度は考えるコト。それは結婚する前、結婚してからなど状況はそれぞれかもしれませんが「まずどっちの国に住むべきか?」です。私の知っている範囲では日本人女性が国際結婚をした場合、たいてい夫の出身国に引越して住むか、または夫(外国籍)と出会った国で結婚しそのままその国に住むという人が多いように思います。(ちなみにこれは私の知る限りです。)

それはなぜか???

私なりに考えてみた結果。それは男性(夫)の給料の方が多くガッツリ?!稼いでくれるので安定した生活ができる?!であろう。という判断からではないか?と思います。(世の中男性の給料が女性より多いというのは既に大昔の話と思われるかもしれませが。。。。現実は中々そうでない場合も多いです。厳しいっ!)

もちろん、国際結婚の中には日本で結婚をし、夫(外国籍)が日本でバリバリ仕事をし給料も駐在員並みの高給取りの人。もいるでしょうし、逆に日本人の女性(妻)が日本でバリバリ仕事をこなしみるみる内に女事業家としてやっている人もいるかもしれません。まぁバリバリでなくてもぜんぜんいいんですけどね。(笑)

私は日本で結婚してから6年間日本に住み2名の子供を産み、そしてイギリスに来ました。本当は2-3年で日本に戻るつもりにしていたのであまり深く経済的な生活面を考える事もありませんでした。(恐ろしく直感的な生き方。)

そこでまぁイギリスに来たのはよいのですが、生活していくと色んな疑問や質問が出てきます。例えば「銀行で口座開きたい」とか「ゴミ出しの日や出し方について」とか「子供の保育園についてどこに問い合わせる?」とか色々でてきます。

そこでっ!! 頼りになる現地人(夫)に聞いてみる。

返って来る答えはもちろん 頼りがいあるぅ〜っ!!ウ〜ットリィ〜ッ のはず。。。。で、聞いてみた質問の答えは、、、、、

「えっ?知らん。銀行に聞いてみて。」

ガーーーーーンッッッッ

し、し、し、知らんって何で知らんのぉーーーーーっっっ!!!!あんたイギリス人やのにーーー、あんたの国やんかーーーっ。

知ってて当たり前と思ったのに知らない夫にショックを受ける。という事が幾度かあり、、、。半分不機嫌になりつつ、何で自分の国のコト知らんのかっ。と腹立てたりしていました。そして、返ってきたコトバ。。。

「オレ イギリスジン ダケド イギリス ノ コト ゼンブ シラナイ」「キミ モ オナジ」 と言われ。またまた ガーーーーーンッッッッ

で、気付かされました。確かにそうやな。私そう言えば日本人やけど、知らん事一杯あるかもしれん。。。。。

というコトに気づいてからは自分で何でも調べるようになり、何だか夫より知っている事が増えたたような気がする。(ちょっと誇らしげ)

「私が出した結論」

国際結婚で海外移住した場合、現地出身の夫を頼りにするというコトはやめましょう。正直あまり頼りにならない場合が多いです。そして(私の経験上)「俺、頼りにされて嬉しい。」という考えは多分全くもって頭にありません。

なので、自分で何でも調べて自分から動くという行動が要されます。そのためかどうかは分かりませんが、私が出会う現地で生活している日本人の女性は何だか力強い人が多いように思います。

世の中、当たり前と思っているコトって以外に当たり前でないコトが実は多かったりするのかもしれませんね。

あー、一杯学んだわ私。