今日はまたまた晴れ晴れしていて気持ちいい一日です。イギリスの5月は1年の内で最も気持ちのいい月かもしれません。(晴れれば。ですけどね 笑)今日も朝から洗濯をし、洗濯物を外に干し、ハーブの水やりなどして、カンシェフと一緒に住宅街散歩へ出掛けて行っておりました。気分爽やか。
さて今回はクレジットカードについて。イギリスに来る前は日本でOLをしていて、毎月給料が入ってくるので、さぁーて買い物をしようかなと思って出掛けたら愛想の良いお兄さんやお姉さんに「クレジットカード作りませんかぁ〜。」「今カード作れば、今日のこのショッピング、割引になりますよ〜。」などと誘われ、若くてあまりよく分からないけど、とりあえず安くなるなら作っとこか?という感じで作ったりしていました。
しかしっ!
そのクレジットカード。実は奥深〜い仕組みになっていた事は知りませんでした。それを知ったのはイギリスに来てからっ!(これまたこんなコト学校ではまず教えてくれませんし。)(それに実の所どうなんでしょう?皆さんはクレジットカードは奥が深いよ。という事を両親や兄弟から聞かされているのでしょうか?)少なくとも、私の父親からは「クレジットカードは怖いぞぉ〜、請求された料金に利子が着いて恐ろしい金額請求されるから気をつけんとアカンぞぉ〜」とは度々言われていました。でもそれはよく確認すると「単純に全額同月に返済すればええんやろ?」というコトで、確かにその通り。お陰様で利子つけて請求される事はありませんでした。(独身者ってお金あるんですね。)クレジットカードってそれだけのもんやと思っていました。
イギリス人達の今の生活の殆どは全てカード決済です。(今から25年ほど前はみんな現金支払いだったようにも思えます、他にはチェック支払いなどもありました(チエック支払いというのは銀行が発行する小切手支払いです。)今のカード支払いは£1でも£2でも使用でき、更には最近携帯で「パキーンッ」という音と共に支払えたりもしますね。他にはコンタクトレスカードと呼ばれ、カードを機会に触れさすだけでお金が勝手に引き落とされる簡単決済などがあります。あーなんと便利で恐ろしいこの決済。(という自分も使っているんですけどね。)
で、クレジットカード何がそんなに奥深い?というと。。。。このカード、実は住宅ローン申請や新しいクレジットカード作る時に「クレジットスコア」というものが出てきて(いわゆる信用度)カード返済期日にきちんと返済出来ていなかったり、ローンの金額が収入より多いとローンを却下されたりします。「ひゃーっ、怖いーーーーっっっ」。といっても、例えば収入がやたらに多い人や寝ていてもお金が入ってくる人達みたいな人にはこんなコトは無関係です。*もしあなたがそういう人ならここで読み終わって頂いて結構。
話を戻しますが、これに気づかされたのは住宅購入を検討し始めた頃でした。カンフィフ夫婦共々一緒に住宅ローンについて聞きに行ったとき不動産屋に「クレジットスコアをプリントして持ってきて下さい」と言われ。「は?それは何ですか?」となり、不動産屋にはこの人達そんな事知らないの?的な感じの嫌な横目線で見られ、ため息まじりに「ここのWebサイトに行って詳細入れれば出てきますから。」と言われてトボトボ返って来るカンフィフ夫婦。早速自宅に帰ってチェック。すると!!
「何これぇーーーーーっっっ。何のスコアやぁーーーーっっっっ???????」
そうです、これは信用度だったのです。カードと銀行の支払い詳細がでてくるページへ。不動産には丸見えでした。びっくりし過ぎて頭の中がぐるぐるしてくるぅーーーっ。で、しげしげスコア見つつ詳細について学ぶ二人。世の中そう甘くはなかった、反省。(ひとまずここではスコアの結果についてはご想像におませしましょ。)さて、とりあえず微妙に落ち込みましたが、クレジットカードって見えない所でつながっていて、“自分の知らない所でチェックされている”。という点が恐ろしいと思ったのです。単純に支払いだけの問題ではありません。人生にかかってくる問題ですっ!
そこで気になる、、、、、何でもポンポンとカードで支払って行くイギリス人達。
家庭の平均借金合計 調べてみた所、、、、、
クレッジ支払いの平均£2,595 (350,325円)
ローン返済平均£4264(575,640円)
*いづれも日本円135円で計算
Whaaaaattttt!!!合計金額ほぼ100万円!!!
更にもっと恐ろしいページが、、、、(下記)見るのも恐い。
個人的にイギリスの現実を突きつけられました。結局カードで気前よくポンポン買うとイギリス人のように恐ろしい借金地獄に陥ってしまいます。本当に気をつけないといけないですね。
そこで、また疑問。。。。こういう状況で全員ホームレスになってもおかしくないのになっていないというのはなぜ?
そうなんです、そこ!イギリスという国も色々政策を考えて手厚く市民を助けてくれています。プライベートのクレジット会社の一人走りがないという所が一番大きい理由かもしれません。あークレジットカードって恐ろしい。
そこで一句。「やめましょう。なんでもかんでもつかうのは」。。。反省