みなさんこんにちは、フィフ姉です。商業施設のデザイン•設計•施行業の会社で仕事の楽しさを知り、その後マーケティングの会社で販促企画•プロモーション•デザイン企画などで売場作りの面白さを知り、その後販売員になってお客さんとの会話に花が咲き、気がついたらReatail/リテイル業ってなんて面白いんだろうと思うようになりました。
そんな「店見物」が趣味の私が書くブログです。もし面白いなぁと思って頂けたらブログ村(右側の辺りにある)ボタンをポチッと押してもらうと助かります。エヘヘ。
今日は子供のコトで気になった「牛乳」についてです。我が家には軽アレルギーの人が1名います。ヨーグルトを食べると、膝の裏側などに謎の湿疹みたいなモノが出てきて、GPのお医者さんからもらった軟膏をつけるとあっという間に治ります。(これ副作用とか大丈夫かぁ?)ちょっと気になるので、なるべくヨーグルトは食べないようにしています。でも当人は自分だけヨーグルト食べれず微妙に怒り気味。→私に文句を言われても困る。
その彼女が最近牛乳を飲むとなんやら今度はお腹がゴロゴロ、トイレに行きたい気分になるというコトが数回続きました。んーーーっ?これはもしや、、、、と思い夫に話してみるとどうやらLactosが問題ではないか。という話になりました。
なんとなーく聞いた事はあるこのLactos。調べると「乳糖不耐症」と出てきました。確か私の母親も昔「牛乳飲んだらお腹がグルグル言うんや」と言っていた時があった。これって同じやん。と思って調べるとどうやら牛乳に含まれる糖分がきちんと消化されない場合に起こる。ということらしい。。。
そこで早速、日々のエクササイズを兼ねてスーパーマーケット(いつものSainsbury's)へ出掛けてきました。そこで飲み物販売コーナーの見物。以前少しブログにも書きましたが、イギリスにはVegetarian、Vegan、Pescatarian、flexitarianMacrobioticなど様々な種別があります。(これ人種別ではありません)。
簡単にサクッとそれぞれの意味を英語で見てみると。コチラ↓
簡単に日本語で説明すると。。。
Vegetarian-基本的に肉類やはちみつは食べない。牛乳やチーズ、卵などはベジタリアンの中でも食べる人と食べない人などに細かく分かれている。慢性疾患を防ぐ健康のためにベジタリアンになる人が多い。
Vegan-肉類、魚、卵、牛乳、ハチミツなど動物や虫など生き物が関わっている食品は一切食べない。食生活というより動物愛護や環境などに力を入れている人達に多い。
Pescatarian−肉類は一切食べず魚を食べる。ベジタリアンに魚を足すような感じ?。オメガ3(魚の油)は体に良いと言われているので肉類ではなく魚で栄養を補おうとしている人達。
flexitarian-セミベジタリアンとも言われるように時々肉類や魚類などを食べる。ただし肉や卵にはオーガニックや放飼いの卵や鶏肉といったものを選んで食べる人が多い。
Macrobiotic-日本の食生活(バランスの良い食事)と食べ方に注目し、40-60%を主食(玄米や麦など)、20-30%を野菜(特に大根やワカメ、ヒジキなど海鮮野菜)、5-10%を豆や豆腐などといった配分を軸にしている。卵や牛乳、肉類や飲料のソーダやコーヒー、ジュースといったモノは食べないし飲まない。
と言う感じで、イギリスはとにかく細かく分かれています。アメリカも同じかな?
こう見ると、、、、あー日本食ってなんてシンプルできちんとした食事バランスが昔から決められているんでしょう。素晴らしい。日本が恋しい。。。。感激涙ポロリ
改めて話を元に戻し、このように食選択肢が細かく分けらているイギリスなので、スーパーの販売商品も細かく分けずにはいられません。ということで今回の目的「Lactos Free」商品を探していたら、、、、、。様々な商品に遭遇。。。
まずこれ、、、、
(上)イギリスの人気商品「Innocent」ブランド商品
ヘーゼルミルク、ココナッツ、アーモンド、オートなどなど色々あります。個人的にはアーモンドがお気に入り。牛乳はここにはないねぇ。
(下)「Prenish」 ブランド商品
こちらもアーモンドやカシューナッツ、オートなどあり、Vegan Friendlyとありましたからビーガンの人におすすめ。でもこれも牛乳ではない。。。
それからこれ、、、、
(上左)こちらはGoat Milkです。(またもや牛乳ではないっ!!!!)ヤギのミルクは牛乳よりラクトースになる脂肪粒子が小さく乳糖(ラクトース)が少ない上、牛乳よりも栄養価が高いところが消費者の選択肢の幅を広げています。。
(上右)こちらは豆乳とアーモンドミルク。(一体牛乳どこやねんーっ!!)
(下)こちらが今日購入したラクトース抜きの牛乳。(あーやっと見つかった)こちらWhole Milk、Semi Skimmed Milk、Skimmed Milkと3種類あります。牛乳ひとつに、なんという選択肢。。。
と思ったら、、まだまだ出て来る他の選択肢、、(NeverEnding でっせーっ!!)
こちらはOat Milk。「Oatly」のブランド商品はまさに時代の最先端いってます。選択肢が広いのと選択肢の区別化がおもしろい。(細かく見たい人はコチラへ↓英語版)
どこが面白いかと言うと、、、、
Oat MilkにWhole,Semi Skim,Skinnyとあり”Skinny” の名前がおもしろい。(Skimでないところ、ちょっとひねってありますねん。)それから、Organic、これ重要。そして更に出てきた“Barista Edition”!!(えーっ?何ですのん、これ?)コーヒー屋専門店で出してくれる?ってコトは自宅でコーヒー屋が楽しめますのん?!って言う感じに次から次へと引き込まれてしまうこの選択肢。種類も豊富な上、消費者目線でつけられているこの名前に脱帽。
以上、このようにザックリと見てきた結果。
結論「なんでこんなに選択肢が多いのか!!」半分怒り気味。。。。
思い起こせばその昔、大阪の八百屋に行って「おばちゃんこれちょうだい」と言うた時「それもええけど、これもええで。他にもこんなんあるけどどうや?こっちのほうがええか?」と延々終わらない選択肢を提案され頭の中がグルグルした思いがよみがえる。。。。
イギリスのSainsbury'sはホワイトカラーのミドルクラスの客が多いけれど、実は店内はおばちゃんこそいないものの大阪の八百屋のようになっている。。。
あまりにも選択肢が多くて頭の回転が追いつかないでしたがとにかく無事にLactos Freeのミルクが買えたのでよしとしときましょ。
ではみなさん、次回どのミルクを買っていいのか分からなくなってしまった時はお助けBBCが詳細を書いてくれていますからコチラ↓見て決めて下さい。
https://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/which-milk-right-you