フィフ姉です。今日買い物に出掛けた場所は大型のTescoです。ここはいつも24時間営業ですが、今はCovid1９で朝6時から夜10時までオープンと少々短くなっています。この営業時間短縮はTescoだけに限らずどこのお店も同じです。政府は段階をみて営業時間を元通りにしたいようですが、なかなか今の所は難しいでしょう。
英国政府が計画している第2段階のロックダウン解除の予定は6月1日。今の所変更はないですが、毎週感染者の数を確認して決断すると言っています。
本当なら子供が通っている中学高校も夏休み前にはオープンする予定でしたが、残念ながら９月の新学年になるまで休みになってしまいました。（あー参った）子供の夏休みの過ごし方を考えると少し憂鬱になります。（ちょっとため息）
ま、これについてはどうしようもなく仕方がありませんから気分を変えていきましょう。
さて、今回はビーガンやベジタリアンになる人の数が年々増加しているイギリスの中で、それに合わせて着実に売れ行きを伸ばしている商品群の紹介です。
以前のブログで書きましたが、今イギリスのあちこちのスーパーマーケットでビーガン、ベジタリアンの売場を拡販する動きが見え、どこもこぞって売上げを伸ばそうと頑張っている様子が伺えます。日本もベジタリアンになる人が増えていると聞いているので、両国ともこの傾向は同じですね。
さて、そこで。。。。。今イギリス国内でビーガン、ベジタリアン商品に引き続いて人気が出ている商品とは？？？
それはずばり、、、、、「ソース類！」です。
なぜ、そんなにソースが人気なのか？？？
まず最初に言える事は、、、、
その１、イギリスにソースが無かった。
そうです、イギリスにはソースがありません！その点日本は、ソース天国。日本のソースの売場に行くとありとあらゆるソースで出迎えてくれます。（あー嬉しいっ、日本最高！）その反対、イギリスにあるソースといえば？ケチャプとマヨネーズ、HPソースぐらい。寂しい。。。。ですが、恐らくこのソース、英国料理にはそんなに必要でないモノなんでしょう。なぜならイギリス伝統料理、ローストやパイなどのソースと言えばグレイビーソースになりますから。。。
その２、イギリスの食がマルチカルチャーになった。
その昔のイギリス料理をみんなは食べていましたが、今や食はイギリスの文化を追い越して、ありとあらゆる国の料理を楽しめる環境になりました。スーパーをサクッと除いても実に商品の種類が豊富です。例えばベジタリン売場にある「Soulful」ブランドの商品。パッケージをみると「ブラジル、メキシコ、スリランカ、アフリカ」と幅がなんとも広いです。
その３、ビーガン料理、ベジタリアン料理をExcitingに変えてくれる。
自分は素食で大丈夫、日本のお坊さんの食べているような料理で充分満足できる。という人は問題ないですが、ヨーロッパ人に日本のお坊さん食が好まれるとは思えません。どうにかしてこの状況をExcitingにしないといけないっ！と考えて生み出されたのが原点です。
では早速どんなソースがでているのでしょう。以下はイギリスのレストランチェーン「Yo Sushi」ブランドが出しているソース群です。日本では当たり前でも、イギリスではとても珍しいんですよ〜。
もちろんこれらのソース、ナショナルブランドの「Yo Sushi」だけではありません。TescoのPB商品「Wicked Kitchen」でも2020年1月にソース発売になりました。こちらのソースの材料は全てビーガン仕様になっています。下記リンク写真参照↓
https://www.tescoplc.com/news/2020/tesco-launches-uks-first-plant-based-condiment-range/
そこで、、、、、
ソースが人気いうのは分かったけど、こういう現状で売上げは実際どうなん？という所が気になりますよね。
私もそれ知りたいです。売上げ確実でなければ、ソース作っても意味ないですもんねぇ。
ということで、、、、、
上記のリンクのサイトで書かれていた事実！！
なんと！イギリスの王道ともいえる人気のマヨネーズブランドHellmann's が出した商品「Vegan Mayonnaise」。昨年からの売れ行きが400％の伸び！他にもTabascoのグリーンペッパー味は300％の伸び、Sriracha ソースは50％の伸びといかに消費者がソースを使用して食事をしているかズバリ読み取れるこの数字。
ここ2-3年の間にまた色々なソースが増えるのは確実です。ということで今後を楽しみにしておきましょう。あー待てないわ〜（ソース好きな私）
