「英国在住16年」が届けるロンドン生活疑問を解決

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イギリス発 地球環境 プラスチックの使用 海で収集されたゴミTop10

このブログを書き始めてから3週間が経ちました。他の人のはてなブログに目を通し、「ふーんなるほどなぁ」とか、「なんか新鮮(嬉)」とか、「おっ、これいい」っとか色々な発見をして楽しんでいます。私が思うブログのいいところというのはある意味「人とつながる楽しさ、嬉しさ、おもしろさ」みたいなモノがつまっている。コトだと思います。人間、誰しも一人ぼっちより誰かとつながるほうが、強くもなれるし、元気ももらえるし、何より生きる楽しさ。が発見できますもんねぇ〜。って、、、

前向きになれたところで、今日も天気がいいし洗濯物干しつつ良い一日を過ごすぞぉ〜っ。

ロンドンはCovid19のロックダウンも解除の方向に少しづつ(ほんの少しだけど)進んで行っているようでまだまだ気はおけないですが、また再び経済が前向きに進んで行く事を願っています。

さて今日は環境についてです。スーパーも、売っている商品も、日々生活している私達も気にしているこの環境問題。イギリスと日本の違いはあるのでしょうか。

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プラスチック

イギリスはプラスチックをなくそうよ運動が盛んで、昨年頃からかなり厳しくなっていますが日本はどうでしょう?少し話を耳にしたところ、日本はまだそれほど厳しくないかも?と話している人が多いような印象。

私はプラスチックは必要最小少小限で使用し、きちんと再利用されていれば問題ないと思いますが、それがされていなかった点、いない点が問題なのだと思います。例えば、、、

1、スーパーのショッピングバッグ→なくても問題無し(やみくもに「消費者の便利性」を優先してしまった。反省)

結果:自分のバッグを持って来るか、または忘れてしまった場合イギリスのスーパーで10ペンスを払ってショッピングバッグを購入する、または全部自分の手で持って帰ることになります。(消費者のお金で解決かぁっ!?→なんかあんまり納得できないけど)

2、野菜やフルーツなど不必要なパッケージ→なくても問題無し(これも消費者の便利性追求し過ぎてた。反省)

結果:人参やジャガイモなど重さを計ってグラムで購入し問題解決。

3、飲料ボトルはリサイクルできる場所に持って行く→イギリスではやっている人とやってない人がいるから問題になる。→みんなちゃんとしてほしい(個人的な希望)

このように「プラスチックは環境に良くない」といわれて大々的に問題になっています。でもやっぱりプラスチックは何かにつけ商品をデザイン、制作する上では必要になってくるマテリアルのひとつ。プラスチックを地球上からなくすことができれば問題解決するかもしれませんが今の所は使用用途を見直すしかありません。

そこで一つ、イギリスの取組みをご紹介。

もう既に皆さんはご存知かもしれませんが、2019年の5月イギリスでもっぱらニュースになったこの話。

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プラスチックのストロー

英国政府がプラスチックストローを全面使用禁止!

Plastic straws: Government confirms ban in England - CBBC Newsround

イギリスの「マクドナルド」を始め「スターバックス」「pret a Monger」 などテイクアウト、イートインともにストローに変更されました。(これは日本にも同じ流れが来ているようです。)*全面使用禁止とありますが一部障害者の人達には使用可能です。

で、使ってみた「紙ストロー」。個人的な感想。。。

正直、ストローなしでカップのまま飲み物を飲んでも私的には全然問題無し。紙のストローを使うとストローが水分で「ヘニョッ」っとなってしまい、飲料を一気に飲む派ではない私にとってストロー自体不必要。という感じ。

さて、この紙ストロー。なんで紙ストローだけ全面禁止?

と思われるかもしれません。実はプラスチックが軸になっている綿棒も使用禁止なんです。で、早々とこの二つを使用禁止にした理由としてあげられたのが今問題になっている海環境問題。

そこで考える。「海で収集されたゴミTop10」

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ゴミTop10

https://safety4sea.com/から引用させてもらいました。

「ストローは7位、プラスチックのショッピングバッグは5位、飲料ボトルは3位」

これ、なんとなく自分達が「海水浴行く、行った時に出る身の回り品ベスト10」に当てはまるような気がしませんか?(えっ?しない?、あなた素晴らしい。私まだまだかも。。。汗)

と、このような現実を突きつけられたらやっぱり小さなところからゴミを出さないように気を付けようって思えます。自分のためというよりはこれからの地球、また地球上に生存している、していく生物(人も動物も昆虫も全て)にとって問題がでないように。

小さくても初めの一歩が肝心です。「少しづつ、づーっと」が重なると何かにつけて「成果」が期待できるものですから。

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環境に配慮