このブログ読んで欲しい人
- ひな祭りをお祝いする人
- 女の子を授かりこれからを考える人
- 子供を持つお母さん
- 孫を持つおじいちゃん、おばあちゃん
- お祝いしてもらう女の子
3月3日はひな祭りの日
日本では全国各地で「女の子」の健やかな成長を祈る節句の行事が行われます。
日本全体がピンク色に染まり華やかな風景を目にする事が多くなりますね。
イギリスに住んでいると日本の行事を忘れがちになってしまいますが、私の娘もティーンになり、ひな祭りこそしないものの「日々健康でいてくれればそれが何よりの幸せ」と思って過ごしています。
そんな日本の「ひな祭り」ですが、国際的には何か女子を意識した「特別な日」などがあるの?と気になりませんか?
世界で行われているイベントも合わせて知っておくと、2022年のひな祭りの会話に少し華が咲くかもしれません。
世界にみる「女の子」の日ってある?
みなさんは「International Day of the Girls」というのをご存知でしょうか?
これはUnited Nation (UN)が2011年に設置したもので、全世界で問題となっている女性差別や児童婚、女性への暴力などを訴えて解決していく。という趣旨の元に定められています。
「International Day of the Girls」っていつ?
毎年10月11日 2022年は火曜日です
世界ではどんな問題が起こっている?
1億2千9百万人の女性には教育が与えられていない(ユニセフ)
男女平等に教育されているのは世界各国の40%以下(ユネスコ)
18歳以下の4万1千人の女性が毎日結婚している(Plan International UK)
5億人の女性へ生理用関係商品が不足している(Plan International UK)
イギリスではどんな問題が起こっている?
68%の女子は女子は男子よりやる事が限定されていると感じている
52%の女子は「男子はやってもいいけど女子はやってはダメ」と言われた事がある
25%の女子は教育分野で男子は女子とは別の分野を学べるようになされている
現状課題とこれから
以上のような現状をみると先進国、後進国にかかわらず、世界の中での女性の立場やこれから考えないといけない課題が見えてくるように思います。
教育差別の問題は日本ではあまりみかけないかもしれませんが、アジア諸国、中東などではまだまだ女性の教育に関して社会の理解が浸透していないかもしれません
女性の教育に力を入れるということは、個人はもちろん、家族、兄妹、コミュニティー、社会、国へと発展し、繁栄、成功につながっていきます。
若年結婚を避け、健康や妊娠の教育を受け、社会貢献を理解するということは女性にとってはもちろんのこと、社会、国全体としてもとても大切だと言えるでしょう。
まとめ
以上「International Day of the Girls」についてでしたが、日本では「国際ガールズデー」と呼ばれています。ひな祭りは3月、国際ガールズデーは10月と月は異なりますが、我が子の健康と幸せを祈る事は「世界の子の幸せを祈る日」でもあって欲しいものですね。