「英国在住16年」が届けるロンドン生活疑問を解決

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イギリス発 ロックダウンで業績アップ? みんながハッピー

コロナでロックダウンが始まり、あちらこちらが苦難の悲鳴をあげた時、率先して動き出したビジネス。それは「Take away Business」いわゆるデリバリー(宅配サービス)です。ネットで食事を注文すると出来あがった注文を自宅まで運んで来てくれる。こんなビジネスがイギリスでは多いに盛り上がっています。イギリスで一番大きなTake away business といえば「Deliveroo」。

Deliverooのホームページにさえ行けばありとあらゆる食事がずらり。アジアン食からアメリカン、ヨーロピアン。ビーガンもベジタリアンも全て揃っています。更には色々な国の料理も選択可能で生まれ故郷の恋しい味もオンラインでクリックすればとあっという間に届けてくれるのです。スゴい、スゴすぎる、このビジネス。なんと簡単にコトが運べてしまう。

一体このビジネス誰が立ち上げた?気になる。。。と調べてみたら以下に詳細が。

deliveroo.co.uk

この画期的なビジネスを始めたのはWill Shuさん。開始したのは2013年。なんと7年しか経っていないにも関わらず凄まじい成長力。一体どこが良かったのかな〜?とちょっと考えてみたその結果。。。このビジネスのポイントは、消費者も販売者も、またデリバリー担当者もみ〜んなが「シンプル&ローコスト」という点。尚且つ「注文する人」も「販売する人」も、「デリバリーする人」も、み〜んなみ〜んなハッピーになれる。という驚くほど「いいコトだらけ」のビジネスになっています。びっくり仰天!

まず消費者のメリットを見てみると。。。

超簡単に注文可能。→ネット一本でOK。はい、注文完了。

待つ事短時間で食事受取可能。なかなか届かないなぁ〜と不安な場合、今どこに私の注文したモノがあるのかチェック出来る→これ、最大限に消費者視点にたって運営されています。

つぎに、販売側のメリット

消費者から直接スクリーンの中にオーダーが入るので、単純に作るだけ。そしてデリバリーしてくれる人が来るのを待つのみ。単純にオーダーを作れば。→はい、仕事終了。はい、次のオーダーへ。って感じですぐ次の注文を料理できる。時間短縮の上、店側で宅配手配しなくていいからお金節約+超ラクチン。

で、消費者と販売側を結ぶデリバリーする人のメリット

自転車一台あれば仕事ができる。お金もかからず最高!バイクも車も要らないし、体も動かせる上、お金までもらえる!。雇用契約もフリーだから自分の休みの日にチョイとデリバリーのアルバイト。なんかも出来てしまう。(自転車だけでなくバイクデリバリーもあります。)

ざっと簡単にみるだけでもなんとすばらしい図式が出来上がっています。こうしてガンガン売上とサービス向上を目指す「Deliveroo」は今ではすっかり庶民の味方になっています。いや、庶民だけではありません、飲食店経営者の見方でもあるのです。

2020年のイギリスはCovid19の到来で、もはやさけられないソーシャルディスタンス。(2メートル間隔空けてくださーい。)今後ますますデリバリーサービスはオンラインショッピングの1つとして拡大していくこと間違いなし。

ん〜、、、なんかお腹減ってきたぞぉ〜。。。何かオーダーしてみようかな。。。